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CodexとUnityで小さなブロックの街を作った|Little Block Town制作記録

開始画面。ブロックの家と大きな花が並ぶLittle Block Town

カラフルなブロックの家を、小さなおもちゃのキャラクターで歩き回る。そんな箱庭を作りたくて、CodexとUnityで「ちいさなブロックタウン / Little Block Town」を制作しました。

今回の目標は、壮大な街を一度に完成させることではありません。住人と話す、花でジャンプする、星を持ち帰る、報酬のブロックを置いて乗る。この短い流れを、実際に遊べる状態までつなぐことでした。

この記事では、2026年9月30日時点の試作版v0.1を、実際のゲーム画面と検証結果をもとに紹介します。現在はWindows向けのローカル実行版です。この記事内でブラウザプレイやゲーム本体のダウンロードは提供していません。

Little Block Townの開始画面。オレンジ色のキャラクターの前に、ブロックの家と大きな花が並ぶ
机の上のブロックタウン。大きな花や家具が、小さなキャラクターの遊び場になります。

「作ったものが遊び場になる」を、まず一周できる形に

最初の構想には、2階建ての家、住人のお願い、橋作り、エレベーター、秘密の部屋など、やりたいことがたくさんありました。ただ、機能を並べるだけではゲームとして遊べません。今回はToy Roomという1ステージと、ひとつのお願いに範囲を絞りました。

  1. あかいこに近づき、Eキーで話しかける。
  2. 庭の花にジャンプして乗り、トランポリンのように高く跳ねる。
  3. 奥の高台にある星を取る。
  4. あかいこへ戻って報告し、黄色いブロックを3個もらう。
  5. ブロックを持って好きな場所へ置き、その上にジャンプで乗る。

星を取って終わりではなく、報酬が次の遊び道具になる構成です。置いたブロックには当たり判定があり、見た目だけの飾りではなく足場として使えます。小さな試作でも、このつながりは大切にしました。

作成した20体のキャラクターをゲームへ反映

建物やブロックはUnityの基本形状で組み立て、キャラクターにはBlenderで作成したモデルを反映しました。キャラクターの見た目は、子ども向けゲームの参考画像をもとにした試作モデルです。

操作するのはオレンジ色のヘッドホンの子。お願いを出すのは赤いとげの頭の子です。残り18体も庭や家、プールの周りなどに配置し、近づいてEキーを押すと挨拶できるようにしました。

モデルを置くだけでなく、ゲーム内での大きさ、色、当たり判定との関係も調整しています。歩くときやジャンプ、ブロック運びには小さな揺れや傾きを加えました。現段階では、骨格を使った本格的なアニメーションや表情の切り替えまでは実装していません。

ジャンプは「処理がある」だけでは足りなかった

操作を見直す段階で追加したのが、矢印キーでの移動とZキーでのジャンプです。WASDとSpaceも使えるので、慣れているほうを選べます。矢印キーで進みながらZを押して、花へ飛び乗る操作も確認しました。

もうひとつ調整したのが、動作が重いときのジャンプです。画面の更新間隔が長くなったときにも高さが下がりにくいよう、移動と重力の計算を細かい時間幅に分けています。

通常ジャンプの設定は約0.65m。10fps相当のフレーム間隔を使った自動検証では、約0.641mの高さを確認できました。これは特定のフレーム間隔で動きを確認した結果で、すべてのPCで同じ性能が出るという意味ではありません。

Spaceキーでジャンプして空中に浮かぶプレイヤー。画面下には矢印キー移動とSpace・Zジャンプの案内
SpaceでもZでもジャンプできます。ブロックを持ったまま跳ぶ操作も確認しました。

ブロックは、持つ・回す・置くまでをひとつの操作に

ブロックはEキーで持ち上げ、Qキーで90度ずつ回転し、Fキーまたは左クリックで置きます。設置位置はグリッドに合わせて揃い、置ける場所は緑、置けない場所は赤のプレビューで示します。

置いた後も拾い直せるので、場所を変えながら試せます。また、机から落ちてもゲームオーバーにはせず、安全な場所へ戻るようにしました。運んでいるブロックとお願いの進行も維持します。

お願いを終え、設置した黄色いブロックの上にプレイヤーが乗っているゲーム画面
もらったブロックを置き、その上に乗る。「作ったものが遊び場になる」を確認した場面です。

コードの完成ではなく、実行版で一周できることを確認

制作では、Codexに仕様を伝えてUnityプロジェクト内のスクリプトや設定を更新し、コンパイル、テスト、Windowsビルドへ進めました。今回の操作更新後は、Unity内だけでなく、書き出したWindows実行版でも同じ流れを確認しています。

  • Unityのコンパイル成功。
  • EditModeのテスト7件が成功。
  • PlayModeの通しテスト1件で、58項目を通過。
  • Windows実行版でも58項目を通過し、検証中の実行時エラーは0件。
  • Windowsビルドのエラー・警告はともに0件。

通しテストは、仮想キーボードとマウスの入力をUnityのInput Systemへ送り、プレイヤーを動かす方式です。途中で座標を書き換えたり、お願いを強制的に完了させたりせず、移動、会話、星集め、帰還、報酬、設置まで進めています。

ジャンプの着地、キーを押しっぱなしにしたときの挙動、一時停止、ブロックを持ったままの落下復帰も確認しました。ゲーム画面の画像では、日本語の案内と更新した操作表示もチェックしています。ここでの58項目はこの試作の確認範囲であり、すべての不具合がなくなったことを保証するものではありません。

現在の操作と、これから作るもの

操作 できること
矢印キー / WASD カメラを基準に移動
Space / Z ジャンプ
左Shift 走る
マウス移動 カメラを回す
E 話す・持つ・会話を進める
Q 持ったブロックを90度回す
F / 左クリック ブロックを置く
右クリック 会話を閉じる・持つ前の位置へ戻す
Esc 一時停止・再開

タッチパネル操作は次の対応候補です。現在の版にはタッチ用ボタンはなく、キーボードとマウスで操作します。セーブもまだないため、ゲームを終了すると進行とブロック配置は初期状態に戻ります。

街を広げる前に、まずは触って迷わず動かせること、置いたものを遊びに使えることを整える。今回の制作では、機能を増やすことと同じくらい、ひとつの遊びを最後までつなぎ、実行版で確かめる工程が大切でした。

Little Block Townは引き続き試作を進めます。ブラウザで公開中のほかの作品と制作記事は、AIツール・ゲーム作品一覧からご覧ください。

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