SUNOで曲を作り始めて、気づいたら1000曲を超えていました。
最初は「AIに投げれば良い曲が出てくる」と思っていたんですが、やればやるほど分かってくるんですよね。ある程度クオリティは制御できる。でも最後の最後は完全にガチャです。
この記事では、僕が実際にやっている作り方の手順と、同じテーマの曲をHIPHOP・バラード・ロックの3ジャンルで作り分けた実例、そして1000曲作って辿り着いた結論をまとめます。
僕のSUNO制作フロー|ChatGPTをジャンル別にプロジェクト分けする
やってることはめちゃくちゃシンプルです。
STEP1:ChatGPTをジャンルごとにプロジェクト分けする
まずChatGPT側で、ジャンルごとにプロジェクトを分けています。
- HIPHOP
- レゲエ
- K-POP
- バラード
- ロック
- 洋楽
こんな感じでジャンル別の箱を用意しておくと、そのプロジェクトに投げるだけで文脈が引き継がれるので毎回説明しなくて済みます。ここが地味に効きます。
STEP2:作りたいジャンルのプロジェクトにタイトルを投げる
あとはそのジャンルのプロジェクトにタイトルを投げて、「〇〇みたいな感じの曲で」とざっくり依頼するだけ。
そうすると求めた曲に応じたStyle(スタイル指定)と歌詞を出してくれます。
STEP3:SUNOに貼って「Create」を押すだけ
出てきたTitle・Style・Lyricsをそのままコピペして、SUNOのCreateボタンをポチッと。以上です。
ネタは完全に日常です。仕事であったこと、そのとき感じたこと、過去の記憶を辿って「これ歌にしたいな」と思ったことをガンガン投げてます(笑)
実例|同じテーマでもジャンルが変わるとStyleはこう変わる
百聞は一見にしかずなので、実際に僕が作った曲で見てもらいます。
テーマは「Antigravityで修正の無限ループに陥って心が宇宙に行く」という、開発者なら分かってもらえるやつです。同じテーマを3ジャンルで作りました。
① HIPHOPバージョン
▼ Title
Antigravityで修正の無限ループで心は宇宙
▼ Style
Japanese dark electro hip-hop + workplace trap anthem + glitch rap, fast aggressive male rap, heavy 808 bass, mechanical keyboard percussion, distorted synths, digital error sounds, futuristic space ambience, repetitive addictive hook, humorous developer frustration, chaotic build-up, sudden atmospheric bridge, cinematic cosmic breakdown, BPM 150
▼ 仕上がり
② バラードバージョン
タイトルも歌詞も同じ。Styleだけを変えるとこうなります。
▼ Style
Emotional Japanese pop ballad + cinematic piano + ambient electronic, warm and fragile male vocal, slow emotional build, soft piano intro, atmospheric synth pads, subtle strings, restrained drums, melancholic modern digital mood, bittersweet developer-life theme, intimate verses, soaring emotional final chorus, slight spoken-word elements, spacious cosmic atmosphere, BPM 76
▼ 仕上がり
③ ロックバージョン
▼ Style
Emotional Japanese alternative rock, powerful male vocal, soaring high-register chorus, Japanese and English mixed lyrics, cinematic electric guitars, driving live drums, emotional bass line, atmospheric clean guitar intro, explosive distorted guitar chorus, dramatic quiet-to-loud dynamics, anthemic singalong hook, bittersweet frustration turning into determination, modern arena rock energy, emotional breakdown, huge final chorus, BPM 148
▼ 仕上がり
同じ歌詞なのに全然違う曲になるのが分かってもらえると思います。ここまでは「制御できる領域」です。
それでも結局ガチャである、2つの理由
理由1:1回の生成で2パターン出てくる
SUNOは1回のCreateで2パターン生成されて、好きな方を選ぶ形になります。
もうこの時点でガチャです。「Aの歌い出しとBのサビが良かった…」みたいなことが普通に起きます。
理由2:時間を空けると同じ内容でも全然違う曲になる
これが一番大きいです。
同じタイトル・同じ歌詞・同じStyleで投げても、同じタイミングで連続生成するとだいたい似た感じに仕上がります。SUNO側のアルゴリズムの影響なのかなと思っています。
ところが1週間経ってから、まったく同じ内容でもう一度生成しようとすると——全然違う曲が生成され始めます。
だから「あのとき出たあの曲」は、二度と同じようには作れない。ここがSUNOの怖いところであり、面白いところでもあります。
【結論】一番大事なのは、自分が気に入ったタイトルと歌詞
結論!
自分が気に入ったタイトルと歌詞が一番大事!!!
スタイルやBPMで方向性は決められる。上手く作るコツもある。
でも最後はガチャ。だからこそ、ガチャを回し続ける価値のある「自分の芯」が必要です。
適当に作った曲が、めちゃくちゃ面白く仕上がるときもあります。なぜならガチャだから。
逆に言えば、自分が「これだ!」って思ったタイトルと歌詞さえあれば、そこは絶対に譲らずガチャを回し続ければいい。
粘り方はシンプルです。
- タイトルと歌詞は変えない(ここが自分だけの資産)
- 入れるStyleを変えて試す
- BPMや楽器の指定をいじる
- 日を変えてもう一度回す
これを続けていくと、あるとき自分だけの最高の1曲が出てきます。
冗談抜きで、僕は通勤中や歩いてるときに自分で作った曲を普通に聴いてます。他人の曲と同じテンションで、プレイリストに混ざってます。
SUNOの料金プラン(2026年8月時点)
「やってみたい」と思った方向けに、現在の料金プランをまとめておきます。
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い) | クレジット | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | 50クレジット/日 | 不可 |
| Pro (一番人気) | $10 | $8 (年間$24お得) | 2,500クレジット/月 | 可 |
| Premier | $30 | $24 (年間$72お得) | 10,000クレジット/月 | 可 |
クレジットは何曲分?
目安は1回の生成あたり5クレジットで、通常は2曲が生成されます。
- Free:1日50クレジット=1日約10回生成(通常約20曲)
- Pro:月2,500クレジット=月約500回生成(通常約1,000曲)
- Premier:月10,000クレジット=月約2,000回生成(通常約4,000曲)
ガチャを回し続けることが前提なので、本気でやるならクレジット数はけっこう重要です。
プランごとの主な違い
- 使えるモデル:Freeはv4.5-allのみ。Pro/Premierは最新のv5.5を含む上位モデルが使えます
- 同時生成:Freeは共有キューで4曲まで。Pro/Premierは優先キューで10曲まで
- 音声アップロード:Freeは最大8分、Pro/Premierは最大30分
- ステム分離(パート分け):Freeは不可。Proは2種類、Premierは3種類
- Suno Studio:Premierのみ
- ペルソナ・高度な編集:Pro以上
- 追加クレジット購入:Pro以上のみ可能
注意しておきたいポイント
- クレジットの繰り越しは不可。日次・月次ともに持ち越せません(購入した追加クレジットのみ有効期限なし。ただし利用にはサブスク契約が必要)
- 有料プランに無料お試し期間はありません。
- 無料プランで作った曲は商用利用できません。公開・販売・タイアップを考えているならPro以上が必要です
- 2026年9月3日からダウンロード数に上限が入ります。Freeは月間ダウンロード不可、Proは月20曲、Premierは月60曲
※料金・仕様は変更される可能性があります。最新情報はSUNO公式の料金ページをご確認ください。
まとめ|魂を吹き込むのは、あなたのタイトルと歌詞
1000曲作って分かったことをもう一度だけ。
- ChatGPTをジャンル別にプロジェクト分けしておくと、Style生成がめちゃくちゃ楽になる
- Styleを変えれば、同じ歌詞でもHIPHOPにもバラードにもロックにもなる
- 方向性は制御できる。でも1回2パターン+時期で結果が変わるので、最後はガチャ
- だからこそ、譲らないタイトルと歌詞を持っている人が勝つ
自分の思い出、価値観、学びたいこと、自分を奮い立たせる言葉。そういうものを歌詞に入れて魂を吹き込めば、AIが作ったとは思えない自分だけの最高の1曲が必ず出てきます。
ぜひ回してみてください。ガチャ、楽しいですよ。