00 / BEFORE YOU START

完成尺と、最後に伝える一文から決める。

生成を始める前に、視聴後に残したい一文を書きます。次に完成尺を決め、その一文へ向かう順番でカットを割ります。ここでは短い動画を前提に、作り直しやすい3〜5秒のカットへ分解しています。

01GOAL

誰に、何を感じてほしいかを一文にする。

02SHOT LIST

1カット1動作で、秒数と役割を決める。

03GENERATE

Flowで短い素材を作り、良いテイクを選ぶ。

04EDIT

CapCutで文字、音、テンポを整える。

01 / PRODUCT VIDEO

15秒で、商品の魅力をひとつ伝える。

機能を詰め込まず、「使うと何が変わるか」を一本の軸にします。実物の商品写真は正しい形や色が分かるものを用意し、ブランド名や価格は編集時に正確なテキストを重ねます。

9:1615秒Flow → CapCut
今回の設定

折りたたみ式のデスクライトを、夜の作業を快適にする道具として紹介する。

  1. HOOK暗い机と手元を見せる

    困りごとを一目で伝える。カメラは固定し、光量差を大きくする。

  2. DETAILライトが開き、点灯する

    商品の動作は一つだけ。形が崩れたテイクは使わない。

  3. BENEFIT明るい手元で作業する

    スペックではなく、使用後の快適さを人物の動きで見せる。

  4. END CARD実物写真+商品名+一言

    生成映像に文字を描かせず、正確なロゴと文字をCapCutで配置する。

FLOW PROMPT EXAMPLE / SHOT 02

黒い折りたたみ式デスクライトが、木製の机の上でゆっくり開いて点灯する。商品の形状と色を参照画像に合わせる。夜の落ち着いた部屋、暖色の光。カメラは商品と同じ高さから緩やかに寄る。背景はシンプル、画面内に文字やロゴを生成しない。商品の正確な表記、価格、ロゴは生成に任せず、公式素材を使って編集画面で重ねます。
用意する素材

正面・斜め・使用中の写真、背景透過ロゴ、伝える特徴を一文。

仕上げの要点

3秒以内に用途が分かる画を置き、字幕は一画面一メッセージに。

02 / CHARACTER STORY

同じ主人公で、3つの場面をつなぐ。

連続性を保つため、先に人物の基準を固定します。オリジナルの成人キャラクターを想定し、髪型、服、配色、持ち物、年齢感を参照シートと短い文章の両方で揃えます。

16:918秒Flow → CapCut
REFERENCE RULES
  • 成人女性、短い黒髪、丸い眼鏡
  • 紫のジャケット、白いシャツ、黄色いバッグ
  • 落ち着いた表情、自然な手の動き
  • 朝の柔らかい光、35mm映画調
  1. ESTABLISH駅前で地図を開く

    全身と場所を見せ、主人公の服装と持ち物を認識させる。

  2. ACTION路地を歩き、看板を見上げる

    横顔でも髪・眼鏡・バッグが確認できる構図にする。

  3. EMOTION目的地を見つけて微笑む

    顔の近景で感情を締める。急な表情変化や大きな手振りを避ける。

CONTINUITY PROMPT EXAMPLE

参照画像と同じ成人女性。短い黒髪、丸い眼鏡、紫のジャケット、白いシャツ、黄色いショルダーバッグを維持する。朝の商店街をゆっくり歩き、小さな看板を見上げる。カメラは横から胸の高さで並走。柔らかい自然光、35mm映画調。各カットで同じ参照画像と同じ特徴文を使います。実在人物、既存作品のキャラクター、権利を確認できない素材は参照に使いません。
崩れを減らす

一つのカットで大きく向きを変えず、手の動作も一つに限定します。

編集でつなぐ

同じ方向へ動くカットを隣に置き、色調を最後にまとめて調整します。

03 / TRAVEL MOVIE

一枚の風景写真を、旅の予告編にする。

「名所を説明する動画」ではなく、その場所で感じる空気を20秒で伝えます。広い景色、移動、細部、余韻の順に視点を変えると、一枚の静止画からでも旅の流れを作れます。

9:1620秒Flow → CapCut
  1. WIDE海岸の全景へゆっくり近づく

    場所の空気を見せる。元写真の地形や建物を大きく変えない。

  2. MOVE遊歩道を前へ進む視点

    低速の前進で「旅をしている感覚」を加える。

  3. DETAIL波、風、光の反射を寄りで見る

    人物や建物を増やさず、実在情報を捏造しない範囲で動きを足す。

  4. AFTERGLOW夕暮れの水平線+場所の名前

    場所名やアクセス情報は一次情報で確認し、CapCutで正確に表示する。

IMAGE TO VIDEO PROMPT EXAMPLE

参照写真の海岸線、山の輪郭、建物の位置を保つ。夕方の柔らかな光が水面に反射し、波と草だけが自然に動く。カメラは遊歩道の高さから前へごくゆっくり進む。落ち着いた旅の記録、写実的。新しい建物、看板、文字、人物を追加しない。施設名、営業時間、交通、料金などは生成映像から推測せず、公式情報を確認して字幕へ反映します。
音で距離を作る

波音を薄く置き、BGMは映像の動きを邪魔しない音量に下げます。

字幕を読みやすく

背景の明暗が変わる場合は半透明の帯を敷き、2行以内に収めます。

04 / MUSIC VIDEO

曲の展開を先に描き、30秒のMVにする。

映像を並べてから曲を探すのではなく、30秒の中で音がどう変化するかを決めます。音の節目に、画角・光・動きの変化を一つずつ対応させます。

9:1630秒Flow Music → Flow → CapCut
0–4INTRO4–12VERSE12–20LIFT20–27HOOK27–30END
  1. 静止に近い導入

    環境音と長めの一カットで世界観を置く。

  2. 2カットで主人公を見せる

    歌い出しに合わせ、遠景から近景へ。

  3. 動きと光を増やす

    ビートの追加に合わせ、カメラ移動を強める。

  4. 最も強い画を置く

    サビの頭でカットし、色と構図を大きく変える。

  5. 余韻とタイトル

    音を切りすぎず、最後の一音まで残す。

FLOW MUSIC PROMPT EXAMPLE

30秒のシンセポップ。冒頭4秒は環境音と柔らかいパッド、4秒から小さなビート、12秒でベースを加え、20秒で明るく開くフック。最後の3秒は楽器を減らして余韻を残す。透明感、前向き、夜明けの街を歩き出す感情。特定の楽曲やアーティストの再現ではなく、テンポ、楽器、構成、感情の変化で説明します。
映像の作り方

曲の5区間ごとに画の役割を決め、Flowでは短い素材として生成します。

編集の作り方

CapCut上で音の変化へ印を付け、その位置にカット点を合わせます。

05 / FINAL CHECK

4つのレシピに共通する、公開前の確認。

  • 01目的

    最初の3秒で「何の動画か」が分かる。

  • 02連続性

    人物、商品、服、背景がカット間で不自然に変わっていない。

  • 03正確性

    名称、価格、場所、日付などの文字情報を一次情報で確認した。

  • 04権利

    画像、音源、ロゴ、人物、生成ツールの利用条件を確認した。

  • 05見やすさ

    スマートフォン実寸で字幕が読め、重要部分がUIに隠れない。

  • 06

    ナレーションがBGMに埋もれず、冒頭や末尾が急に切れない。

  • 07品質

    手指、文字、ロゴ、輪郭、接地の崩れを等倍で確認した。

  • 08書き出し

    投稿先に合う画角と解像度で、完成ファイルを再生確認した。

NEXT STEP / FULL GUIDE

一本の制作工程を、
最初から最後まで。

Flowでの映像生成、Flow Musicでの曲作り、CapCutでの編集と公開前チェックを、さらに詳しく解説しています。 実践ガイドを読む →